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スアレス選手の噛み付き処分に、マラドーナ氏が擁護 [サッカー]

2014年W杯のイタリア戦で相手DFジョルジョ・キエッリーニ選手に噛み付いたとして、
ウルグアイ代表FWルイス・スアレス選手が、ブラジル現地時間26日(以下現地時間)に
FIFA(国際サッカー連盟)から代表戦9試合出場停止、サッカー活動4カ月禁止などの厳しい処分を受けました。
これによって、今回のW杯だけではなく、続く代表戦も出場停止となったスアレス選手に対して、
アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナ氏が擁護を表明しました。


20081029-00000009-spnavi-socc-view-000.jpg
http://tomoko0310.seesaa.net/article/108776097.htm...より引用



これまでW杯出場選手に下った処分の重いものには、
1994年大会のマラドーナ氏(ドーピング検査での陽性反応により15カ月の活動停止)、
マウロ・タソッティ氏(ひじ打ちで代表戦8試合出場停止)があります。
今回のスアレス選手の処分はマラドーナ氏に次ぐ史上2番目の長さです。
2015年コパ・アメリカ(南米選手権)への出場は絶望的で、
所属先のリヴァプール(イングランド)でのトレーニングにも10月末まで参加できない。

ドーピング検査陽性反応に次ぐ重い処分とは、ちょっと重過ぎるかもですね。


この処分について、AUF(ウルグアイサッカー連盟)は申し立てを準備。
ウルグアイ代表のオスカル・タバレス監督がFIFAに反発を示し、
噛まれた側のキエッリーニ選手も過剰な処分との見解を示すなか、
マラドーナ氏もスアレス選手擁護に回りました。


マラドーナ氏は、W杯ではこれまで噛み付きよりも悪質なファウルが行なわれてきたにも関わらず、
処罰が下っていないと主張したようです。
ベネズエラの放送局『Telesur』に対し「これはサッカーであり、偶発的な接触だ」と述べると、
FIFAについて「彼らには常識などなく、ファンに対する思いやりもない」とコメントし、
放送の終盤には「ルイシート(スアレス)、僕らはきみの味方だ」とメッセージが書かれたTシャツを着用しました。
スアレス選手に対するサポートの姿勢を示していた。

同じように、FIFAから処分を受けたマラドーナ氏、考えるところがあったんでしょうね。


なお、タバレス監督は英語圏のメディアがFIFAの規律委員会に圧力を掛けており、
その結果、FIFAはメディアの論調に傾いた処分を下したとの非難を口にしています。
同監督はスアレス選手がスケープゴートになったと述べ、処分の背景に疑念を示している。

ウルグアイのファンもこの処分に怒りを抑えきれないみたいです。
ウルグアイの首都モンテビデオ市内の青果店で働くフアン・ホセ・モンジーロさん(48)は
「彼らは間違いなくスアレスをW杯から締め出したかったんだ。ウルグアイは小国ながらイタリアやイングランドという2つの強豪を敗退に追いやった。ウルグアイをこのまま勝ち上がらせることは、FIFAの得にならないんだよ」
と、陰謀説を唱えていたようです。


この問題は、ウルグアイ側からの申し立てにより長期化しそうですね。
何か動きがあったら、また続報を記載させていただきます!



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